あらすじ
※本作は『二度目の人生、女子小学生』の登場人物が一部再登場します。続編ではありませんが、事前に読んで頂くことでより一層お楽しみ頂けます。
【あらすじ】
ある日、道端で迷子を助けた福富優司。助けた女児から「アンタをお婿さんにしてあげる」と言われたが特に気にせず、その日は普通に帰宅した。
翌日、その子の父親がお礼を言いに自宅まで押しかけて来たが、超大金持ちのお嬢様だった事を知ると同時に、婚約者として選ばれたと知らされる。
突然の申し入れで、しかも幼過ぎる相手との婚約なんて受け入れられない。そもそも憧れている初恋の人がいるので拒否するが、家族はすっかり舞い上がっていて逆玉の輿だなんて言って喜んでいる。
彼女、豪天寺華蓮はまだ5才という事だが、何故か特例で優司の通う高校へ編入し、学校内でも猛烈にアプローチを受けることになった。
華蓮に毎日付き纏われ、婚約を迫られ続けることになり、優司は次から次へとトラブルに見舞われてしまう。
優司は15才、華蓮は5才。10才年の差なんて普通だと華蓮は主張するが、優司から見れば普通に犯罪。初恋の人も忘れられないし、とてもじゃないけど受け入れられない。
そんな二人のドタバタラブコメが始まった。
【主な登場人物】※話の進行に合わせて追記します
福富優司(ふくとみ ゆうじ)
本作主人公。ごく普通の高校一年生男子。基本的には誰にでも優しく接し、お人よしな一面がある。
父親は脱サラしてラーメン屋をやっているが、経営状態はあまり良くない。優司と妹の優美も、よく店の手伝いをやらされている。
記憶があやふやになっているが、5才の頃に偶然出会った年上のお姉さんに一目惚れしていて、いまだに再会を願っている。優司にとっての初恋、それを忘れられずに引き摺っている。
豪天寺華蓮(ごうてんじ かれん)
優司に助けられたことを運命の出会いだと主張している、まだ5才の女児。何がなんでも優司を婚約者として迎え入れようと画策している。
父親は日本人だが母親がスウェーデン人なので、金髪に青い瞳をしており、優司も第一印象ではフランス人形みたいだと思った。母親は既に他界している。
年齢のわりにマセていて、頭も良い。義務教育レベルはとっくに学習済みで、飛び級で大学卒業程度の学力がある。
金にものを言わせて普通ならあり得ない事を平気でやるワガママ娘。天玄寺輝美とは親戚関係にある。
倉科ジロー(くらしな じろー)
優司の同級生で昔からの友達。優司の置かれている状況を羨ましがり冷やかしている。女の子のパンツが大好きで、ちょいエロ親父のパンティジローなどと呼ばれることも。
桑原(くわばら)
華蓮の執事をやっている爺さん。いつも華蓮に付き従い、行動を共にしている。優司を華蓮に相応しい紳士に育てようとしている。
豪天寺完人(ごうてんじ かんと)
華蓮の父親。妻亡き後、一人娘の華蓮を溺愛している。
ちょくちょく仕事を抜け出して優司の家でラーメンを食べている。庶民の味が気に入ったらしい。