あらすじ
「私、大きくなったらお兄ちゃんと結婚する!」
鈴木想太(すずきそうた)は大学三年生。
四月の中頃、想太はある事情から去年亡くなった祖父の家に向かっていた。
「お兄ちゃん! 想太お兄ちゃん!」
久しぶりに訪れた町で想太は、昔一緒に遊んでいた近所の女の子“汐見由芽(しおみゆめ)”と再会にすることに。
「お兄ちゃん、昔、私が言ったこと覚えてない……?」
「もしかして結婚するって話?」
「そうっ! 私、十八になったら結婚するつもりでいたの!」
「えぇええ!? そんな口約束、とっくに時効だと思ってたよ!」
由芽は子供の頃の口約束を高校一年生になった今でも本気にしていた。
でも想太には大きな問題が一つあって――。
「俺、借金あるんだ。じいちゃんのアパートを相続することになったから」
借金返済が終わっていないアパートを相続してしまった青年と、子供の頃の約束をガチだと思っていた近所の女の子。
その二人の同棲系ドタバタラブコメディです。
借金を返済をするためにはアパートの空室を埋めなければならず……。
はたしてどんな入居者が集まるのでしょうか。
そして近所の女の子の恋の行方とは――。
幼馴染でもあり、後輩でもあり、妹のような存在。
でも、それらに比べたら間違いなく関係性が少し離れている。
そんな“近所の女の子”が主役の物語です。