あらすじ

3人1チームとなって争う高校将棋団体戦。そんな高校将棋団体戦の全国大会(通称:総文祭)出場を小学生のときに幼馴染の米野久美と約束した麦田翔太は、とある経緯から自分はもうチームに必要ないと感じ、団体戦を辞めることを部員に告げる。  突然のリタイア宣言に対し、久美と、同じく翔太の昔馴染みでもうすでに部を引退した本間彩夏は、入部以降公式戦で勝利のない1年生の初心者、高井歩夢に将棋を教えることを提案。  チームのためになるなら、と久美・彩夏の提案を呑んだ翔太は、歩夢への指導をスタートさせる。  歩夢に将棋を教えていくにつれ、歩夢が将棋に向き合う姿がかつての自分の姿と重なっていく翔太は、徐々に団体戦を辞めるという決意が揺らいでいき──  文化部だけど、勝ち負けがはっきりつく。文化部でも、熱い勝負がそこにある。  これは、「夏」が終わった後の、ほんの僅かなアディショナルタイムを切り取ったとある将棋部の活動記録。 *作中に登場する「混合団体」は、架空の種目です。2024年11月20日現在、全国高等学校総合文化祭将棋部門において団体戦は「男子のみ」「女子のみ」の2種目となっております。

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カクヨム2024/11/30
  • 現在の作品81マスの宇宙で──札幌豊園高校将棋部活動記録──