あらすじ
彼女は言った。高い空の上で。
「始まりの日、創造の二人の神は、二つの世界を作った。やがて世界は一つになる。そのとき、大いなる災いが起こる」
火山を研究する大学院生ヒカルは、迷い込んだ深い森で、神を僭称するアシェリアに出会う。
地球では見たこともない人種の暮らす土地。しかし、自転周期、植生などは驚くほど地球に似ていた。
不気味な予言。ワーム・ホールで繋がる瓜二つの世界、イシュタルと地球。二つの世界とは何か。何故似ているのか。その謎の中、アシェリアとヒカルは恋に落ちる。
地球にもたらされた神の不死の細胞。イシュタルの神々の勢力図を書き換えかねない地球の科学。そして地球側の思惑が複雑に交差して、アシェリアは人智を超えた神々の争いに巻き込まれていく。
その時、人間、ヒカルの取った行動とは。