あらすじ
外側から鍵をかけることのできない密室で見つかった餓死体。なぜ、被害者は脱出できなかったのか?
甘利梨子はミステリー作家を夢見る大学生。梨子は自信作のミステリーを自身の通う大学の教授である天神冴利に見せるが、簡単に真相を見破られてしまう。新たな刺激が無いと、天神教授を打ち負かすようなミステリーを書けないと考えた梨子は、友人の優美の誘いで、孤島である鏡幻島へ行く。
その鏡幻島では、化学、物理、生物、文学などの天才が集まるクリスマスパーティーが行われており、その中に天神の姿もあった。梨子は天神を始めとする天才達に振り回される中、島の別荘のある部屋で、主の藤原宣利の餓死体が発見される。
その死体は、完全な密室の中にあるが、内側からは脱出可能で、外側から中に閉じ込めることは出来なかった。しかし、藤原の死体はその部屋を出た形跡がないまま飢え死んだようだった。
はたして、藤原はどのようにして餓死したのか?
※この作品は、「そして亡霊が残った」の続編にあたる作品ですが、基本的に単体でも楽しむことができます。また、本作の登場人物に、「FIRABELFIA」「天神教授の推理ゲーム」の登場人物が出てきます。ですが、こちらも基本的には事前知識は必要ないように書いています。
(ですが、これらの作品を読んでいただくと、この作品をより楽しめ、何より作者が喜びます。)