あらすじ
何の前触れもなくダンジョンが発生して35年。
人類はダンジョン出現当初の混沌と混乱を乗り越え、ダンジョンから噴出する有害物質【魔素】に耐性を持つ者をダンジョンに送り込むことで、これまでにない新たな資源を獲得することに成功していた。
そんな世界の日本。時は2035年。
(株)ダンジョン資源開発に勤める中村翔吾は、難病で寝たきりの母親の入院費用を稼ぐために、渋谷ダンジョンに潜る毎日を繰り返していた。
翔吾はスキルが目覚めない落ちこぼれとして、同僚からは見下されていて、その日も一人ぼっちで資源採取作業をしていた。
いつも通りの作業、しかし突如現れた黒い穴に、翔吾は飲み込まれるように落ちてしまう。
落ちた先は見たこともない地底湖のような場所。身につけたウォッチデバイスはここが渋谷ダンジョン地下533階だと示している。
渋谷ダンジョンは地下3階まで。そんなことはあり得ないとダンジョンを彷徨うなか、翔吾は灰色の体色を持つゴブリンに遭遇してしまう。
資料で見たこともない体色で、体格も立派なゴブリンから必死に逃げる翔吾。だがゴブリンの投げたナイフが足に刺さり転倒、絶体絶命の窮地に陥ってしまう。
しかし、死の淵に際して目覚めたスキルによって翔吾は魔物を殺し生き延びる。
そして、緊急救難配信に気付いた、三人の視聴者からアドバイスを受けつつ、襲ってくる魔物たちを倒し、どうにか地上に戻ることに成功。
帰還後、翔吾は目覚めたスキルを努力によって更に成長させ、病気の母親の入院費だけではなく、病気そのものを治す高額な治療費を稼ぐ手段を得る。
しかし、成長したスキルは新たな困難をも引き寄せてしまうことに……。
地味スキルで英雄に至る男の、バズらないけれども世界を動かす物語。その第1章。
続きはぜひ本編をどうぞ!
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平日18時頃更新
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※小説家になろうに掲載したものを加筆修正しています。