あらすじ
魔術技術が高度に発達した世界。
急速で無秩序な超都市化は、平凡な田舎町を世界有数の魔術都市へと変貌させた。
その都市に昼夜はなく、地獄と現世の区別もなく、チリの一つすら魔術的意味を持つと言う。
巨大企業にマフィアはおろか、路上の物乞いですらも他人を利用しようと欲望に目をたぎらせ、誰もかれもが都市に渦巻く欲望に巻き込まれ魅了される。
その都市の名前はヘカトリオス。
ナイヴ・ライフスは、碌でもねぇ世界で、碌でもない職業についていた。
独立調停官、碌でもない街の、碌でもない揉め事を解決する、碌でもない仕事だ。
いつかは平凡な生活が出来る事を夢見て、ギルドの後ろ盾も無い独立調停官、通称傭(ようてい)として生きていた。
チートも無ければ、産まれは孤児で、住んでる世界は碌でもない。
前世の記憶に引きずられ、利用されては愚痴を吐く。
サイバーパンクではなくウィザードパンク。
サイバネティクス野郎ではなくウィズネティクス野郎どもが暴れて、飛び散る小説です。