あらすじ
高校三年生になった春海流は、ある日「自死薬あり〼」という貼り紙を見て、かもめ薬局店を訪れる。その不思議な薬局店で手渡されたのは、自分だけを殺す世界一安全な青い自死薬、通称「ディープブルー」だった。
本来、未成年は手にできないディープブルーを「十八の誕生日までは飲まない」という条件で入手した春海は、同じ条件で薬を手にしたクラスメイト古閑翠に、互いの薬を交換しないかと持ち掛けられる。
条件はたった二つ。
一つは、互いの事情は詮索しないこと。
そしてもう一つは、三か月後、十八歳の誕生日を迎えた時に薬を返すことだった。奇しくも誕生日が同じだったこともあり、春海は古閑の取引に応じる。
その日から、互いに命を握り合う、奇妙な関係が始まった。