あらすじ
地味で内気で消極的な高校一年生、春山勝喜(はるやま かつき)は、黒く長い髪をなびかせたアイドル顔負けの美少女、秋芳香奈衣(あきよし かなえ)先輩に声をかけられる。彼女は茶道部の部長を務めており、これを機に茶道部へと所属することに。実はこの秋芳さん、才色兼備の大和撫子で、おしとやかな女の子……と言うわけではなく、部活のたびに春山くんに、ちょっかいだしたり、からかったり、困らせたり、もてあそんだ!?
「春山くん、今まで黙ってたんだけどね。本当は女の子しか茶道部に入れないのよ」
「そんなこと、あるわけないじゃないですか?」
「だからね、これからは、バレないように女装してきて」
「……何言ってるんですか? 部長?」
「ここに女子用の制服あるから着てみて」
「嫌ですよ。っていうか、どこから用意したんです? その制服」
黙っていれば美少女の秋芳さん。でも、急にからかってきたり、隙あらばくっ付いてきたり、エッチないたずらしてきたり、たまに年上っぽく振舞ったり、時折可愛くみせたり。
部活の先輩後輩であり、友達でもあり、仲間でもあり、姉弟でもあるような……
お互いがその感情を『恋』と気付くまで、付かず離れず、ゆっくりと過ぎていく時間。
「ねえ、春山くん。メイド喫茶ってあるでしょ?」
「ええ、ちょっと前、流行りましたね」
「私も、ここでもやろうかなーって。メイド茶室!」
「そんなことしたら千利休にぶん殴られますよ」
今日もまた春山くんは、秋芳さんにもてあそばれる。
この作品は“小説家になろう”にて投稿済。第一部227話まで、すでに完結済みの作品です。
基本、一話読み切り型のエピソードを最終話まで毎日投稿予定です。