あらすじ
「チヤ! ホヤ! されてええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!」
有栖川詐汰郎(ありすがわさたろう)20代半ば。
いつからかダンジョンが存在することが日常風景になった現代日本。詐汰郎は詐欺師という訳あり職業(※RPG的な意味合い)のせいか、ひっそりとソロでダンジョンに潜る日々を過ごしていた。
そんなある日、彼の中で溜めに溜めた自己顕示欲がフルバーストした。残念ながらしてしまった。
そして――
「そうだ正体不明の実力者ムーブをしてチヤホヤされればいいのでは?」
と思いついた。思いついてしまったのです。
そんな矢先、こんな時ばかり彼は何かを持っているらしく、まさにおあつらえ向きのシチュエーションに出くわした。
息も絶え絶えな美少女。そして明らかに咬ませにしか見えない図体だけ無駄にデカいドラゴン。
しかし助けたのは国内でもトップクラスの探索者。しかも撃退したのはこれまた公表されている中でも最強と名高いモンスターで……?
想像を遥かに超える勢いで盛り上がる事態に辟易して冷や汗をダラダラと垂れ流す主人公。
果たしてこの先、彼の目論見通りに進むのだろうか……?(多分ムリ)