あらすじ

ベンフィーク王立学校。 ポルトギス王国初代国王ベンフィーク・ポルトギスの名を冠したその施設は、十三歳から十八歳までの貴族の子弟達が親元を離れ、立派な紳士淑女を目指し研鑽を積むために創立された全寮制の学校である。 そんな学校には現在、貴族の子弟達とともに当代国王の子供が複数在籍していた。 第五学年。 次代の国王候補筆頭であり、その冷たい美貌と皮肉げな物言いから『凍土殿下』と呼ばれる貴公子、キナリス・ポルトギス。 第三学年。 曲がったことを許さない。己の騎士道を邁進する熱血漢、ガブリー・ポルトギス。 第一学年。 幼くして魔法の才能を開花させた天真爛漫な愛され王女、ワーキュリー・ポルトギス。 そして、もう一人。 当代国王の第一子であり、三人の王子王女の実兄でありながら、母親の身分を理由に王族を名乗ることを許されなかった男。 ベンフィーク王立学院植物学教師、レイティス。 レイティスは、国からの指示によって血を分けた実の弟妹達と距離を置き、兄弟の情を胸の奥にしまって教師と生徒として接していた。 しかし、そんな誓いを嘲笑うよう、弟妹達は、レイティスとの距離をグイグイと詰めてくる。 「兄上。先程の講義の件で質問がある」 「兄上! 講義が終わったなら剣の稽古にに付き合ってくれ!」 「お兄様。一緒に晩御飯をいただきませんか?」 レイティスは、自由奔放な弟妹達に日々振り回されながら、学校内で起きる大小様々な事件に巻き込まれていく。

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カクヨム
カクヨム2024/11/29
  • 現在の作品獣人兄上と王族弟妹