あらすじ

ルーゼット侯爵家の娘、イザベラはもうすぐ十六歳。 幼い頃から侯爵家を継ぐ男児を産むことだけを望まれ、それ以外の価値を与えられず、心を殺して生きてきた。 母はイザベラを産んですぐに男と逃げ、父は愛する恋人との間にできたイザベラの義姉だけを愛している。 家族の愛というものを知らず、それでも愛されることを心のどこかで諦めきれずに、求められる役割を受け入れていたイザベラだったが、デビュタント目前で病に倒れてしまう。 一命を取り留めたイザベラだったが、唯一の価値を失うとともに、自分は父の復讐のための駒でしかなかったことを知りショックを受ける。 傷つき、声すら失ったイザベラは、自分を押し殺すことをやめ、すべてを捨てて逃げることを決意した。 たとえ明日、絶望したのだとしても――。 傷ついた女の子が、わけあり青年に拾われて愛されるお話。 ※『リーラの復讐』のクロード・ロシェット伯爵の友人、ジーンがヒーローの物語です。 ※『リーラの復讐』の感想欄に書いていたジーンの設定とは少し変えてあります。ご了承ください。

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小説を読もう2024/11/01
  • 現在の作品復讐の紅い小鳥は囀らない