あらすじ
君は目玉焼きには何をかけるのかな?
醤油? ソース? ケチャップかな?
家族っていうのは不思議なもので、同じ物を食べていても好みはバラバラだったりする。
僕が塩胡椒だけなのに対して、彼女達二人は醤油をかけたりソースをかけたり……
何が言いたいかっていうと、味の好みは人それぞれだよねってこと。それと、ご飯が美味しく食べられれば良いよねってこと。
本当の家族でさえも、唐揚げにはレモンを搾る派の人と絶対許さない派の人って居るでしょ?
あまつさえ仮初の……本当の家族でもなんでもない赤の他人同士の僕達なんか、そりゃあ趣味も個性もバラバラなわけで……
僕の名前は香楽 優(かぐら まさる)。他界した両親から継いだ独り身には大きすぎる一軒家を改装して、こぢんまりとした飲み屋兼食事処を営んでいる。
そして金髪ギャルの國生 麗奈(こくしょう れな)ちゃんと、茶髪ボブの好元 志帆(こうもと しほ)さんとの三人で、この家に暮らしているんだ。
これはそんな苗字も個性もバラバラな僕達が、僕の料理で一つになっていく……といいなぁと思う物語だ。