あらすじ
多分、賢い勇者ならもう少しうまくやれていたのだろう。
俺は強くはあっても賢くはなかった。だから、上手いこと祖国の王に嵌められて見事に国外追放となった。
王のことを恨んではいない。ただ怖かったのだろう。王より偉大になる勇者の存在が。
だから俺は抵抗することなく、それを受け入れた。
まぁ、魔王は倒したが世界にはまだ魔王の血を引き継いだ魔族たちが散らばっている。
それらを倒す旅でもまた一人で始めるとするか。
そう思っていたのだが...。
「これが外の世界なのですね!私、初めて外に出ました!」
こっそりと城を抜け出した王の一人娘と...二人旅になるなんて...。