あらすじ
どんな料理であっても、そこにはつくり手の感情が込められているものです。プロが提供する料理は支払われた報酬と引き換えにお客さまを満足させるために、家庭料理は同じ食卓を囲む家族の健康や団らんのために、たとえ自分以外に食べる者のいない簡単なものであったとしても、そこには自分への思いが注ぎこまれているのです。本書では、そのような様々な立場の「料理をつくる人」たちをテーマにした短編を、文芸の最前線で活躍中の六名の作家に執筆していただきました。心とお腹を満たす極上の物語のフルコースを、どうぞご堪能くださいませ。【目次】西條奈加「向日葵の少女」千早茜「白い食卓」深緑野分「メインディッシュを悪魔に」秋永真琴「冷蔵庫で待ってる」織守きょうや「対岸の恋」越谷オサム「夏のキッチン」(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)