あらすじ

書けない。 それは、十六歳の新進気鋭の作家・薫子が直面していた壁だった。 二つの賞を受賞し、期待を集める彼女。しかし、その期待が重荷となり、一行も書けない日々が続いていた。 そんな時、世界中の物語を研究する文化人類学者の姉・千春が帰国する。 「物語の始まりを、見てみない?」 その一言から、姉妹の不思議な探求が始まる。 洞窟壁画に描かれた最古の物語から、言葉を持たない民族の踊りによる物語。神々の物語から人々の物語へ。そして現代の童話まで。 物語の本質を探る旅の中で、薫子は新しい発見をする。 物語は、太古から人々の心の中で生き続けてきた。そして今も、新しい形で生まれ続けている。 すべての物語は繋がっている。 あなたの中にも、きっと眠っているはず。 太古からの語り部の血が。

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小説を読もう2024/11/17
  • 現在の作品お姉ちゃんが優しく教えてくれる童話の系譜 ―洞窟壁画から現代まで―