あらすじ
突如として地球上に現れたモンスター。それと同時に世界中で現れた「神々の塔」。
その塔から発生した強力な防御壁に囲まれた世界で、人々は生きる術を見つけるしかなかった。防御壁の内側では、依然として人間社会が営まれ、冒険者たちが塔の攻略に挑み続けている。しかし、防御壁の外側はモンスターとの核戦争の余波で「核の冬」と化し、地球上の環境は人間が住むには適さなくなっていた。
塔の中にひしめく様々なモンスター、そしてそれを倒すために命を賭ける冒険者たち。彼らは「魔核」と呼ばれる強力なエネルギー源を求め、塔を登り続ける。塔から放たれる浄化物質は、防御壁内を浄化する力を持ち、また人類の文明を支える重要な資源ともなっていた。
そして、人々の中で魔核のエネルギーを吸収し、スキルという超人的な力に目覚める者たちが出てきた。その超人的な者たちを人々は「スキルウィーバー」(スキルを組み立てる者)と呼ばれ、持たざる者たちを「ノンスキルウィーバー」と呼ぶようになった。
「神々の塔」が出現してから、地上は100年の時が経った。
その絶望の世界の中で、ノンスキルウィーバーの少年、時雨暁(しぐれ あかつき)は、塔の中でポーター(荷物運び)として生きる道を選んでいた。
しかし、スキルを持たないことが彼の限界ではなかった。彼は、次第に自らの力を見出し、数々の試練に立ち向かうことになる。
その冒険の中で、暁は星霞という少女と出会い、彼女が率いるチームと共に塔の探索をすることとなる。星霞たちの強い決意と仲間への信頼は、彼にとっても大きな力となり、彼は次第に自らの過去、母親の残した魔道具、そして家族にまつわる秘密を掘り下げていく。
「神々の塔」の存在、核戦争の余波、そして塔の中に秘められた謎が交錯する中、暁と星霞たちは、自らの未来を切り開くために進んでいく。
果たして、彼らは「聖域の彼方へ」たどり着くことができるのか?