あらすじ
町の喧騒から離れたホテルは、建てられてから百年以上の時が過ぎている。ホテルを改修した後、面倒な人間関係といった日常のストレスから逃れる事を目的として利用される予定だった。
本格的に営業する前にのテストとして、応募者の中から一週間の無料宿泊券が与えられることになった。
そこに宿泊する事になった十三組の宿泊客たち。
「日常から離れ、自分らしく」をコンセプトとしたそのホテルでは、本来の名前ではなく、部屋に割り振られたアルファベットで呼ばれる。
一時の間、現実を忘れてゆったりと流れる時を過ごしていたが、招待客が揃った日の深夜、ホテルの廊下で殺人事件が起こる。気が付けばホテルのスタッフは一人もおらず、外部との連絡手段が建たれてしまい、助けを呼ぶ事が出来ない。
突然外界との繋がりが全て絶たれてしまい、いた筈の従業員達もいなくなってしまい、残された宿泊客たちは得体の知れない『何か』が住むホテルに閉じ込められ——
人付き合いが苦手な画家のアリスと、彼を慕い心配する同居する姪の少女。非日常の世界に閉じ込められた彼らの行く末は……