あらすじ
異世界にて『最強の暗殺者』『影の勇者』と謳われた少年・数合 理人(すごう りひと)は、魔王アニマと戦い、双方瀕死に陥る。最早これまでと思ったリヒトに魔王アニマが提案したのは、ともに現実へと帰還することだった。
「自由と栄光に満ち満ちた人生を送れるよう、わらわが契機を作ろう。つまり、転生じゃな」
「待て、まだ心の準備が──!」
まばゆい光に包まれたリヒトが次に目覚めたのはダンジョンの中。彼が見たのはロリ化した魔王と、こちらを睨みつけるドラゴン。
「日本にドラゴンいねーよ!」
動揺しつつも瞬殺する。どうやらリヒトの生まれ育った世界は、ダンジョン系の現代ファンタジーWeb小説みたいになってしまったらしい。
しかし、それならそれで自分が得た転生特典を活かせる。
「僕が得た転生特典は【電脳】。電子情報全般を操るチカラだ。それを使って、今のドラゴン討伐を動画として投稿したんだよ」
暗殺者として日陰にひそみ、誰にも知られず命を奪うのはもうやめた。これからは自由と栄光に満ち満ちた人生を送ってやる。
そのために、最強の少年は最短経路を歩き出す。
「手始めに、僕はダンジョン配信者になる」