あらすじ
私は物書きとして細々と営む自称・小説家だ。物書きに、ピンからキリまでがあるとするならば、私はキリといった処だろう…。
だから、食うに困って至る所に職を求めては、細々と副業に精を出して居る。
そんなある日の事、さる工事現場で出会った少し変わった男に興味を持った私は、仕事をする合間に、彼の事を然り気無く観察し始める。
やがてその現場も終わりを告げ、彼とも別れ別れになって、その存在すらも忘れ掛けた頃に、偶然の再会を果たす事になった。
彼は私を、半ば強制的に誘い出すと、不思議な世界に連れて行く。彼の名は『如月中』と言った。