あらすじ
彼女は運命に翻弄され、吐き気とともに旅を続ける――。
北の高原国、メリディア辺境伯国の令嬢リセアは、国内の陰謀をかわし、皇帝への縁談を受け入れるために大国カリスパリア帝国へ向かう。雄大な景色が広がるエオスティアの都へと足を踏み入れた彼女を待ち受けるのは、謎めいた皇帝と、過酷な試練。
船旅の疲労と、揺れる馬車で体調を崩しながらも、リセアは壮大な都市と陰謀渦巻く世界で戦うことになる。果たして彼女は、この新しい地で平穏を取り戻すことができるのか? それとも、恐るべき皇帝の手のひらで踊らされるだけなのか?