あらすじ
※こちらの物語はボーイズラブを含みます。苦手な方はご注意下さい。
(性描写はありません)
前世の記憶が蘇ってしまった妹の断罪回避のために奔走する主人公ハルトムートと、攻略対象たちの純愛物語です。
【あらすじ・ネタバレ注意】
ハルトムート侯爵家の三男として産まれ、騎士を目指していた。
十三歳で学園に入学し、その後は騎士学校に入学して国営騎士団に入る。それが目標だった。
ハルトムートが十一歳の時、歳が一つ下の妹のローゼマリーが「殺されてしまう」と泣きついてきた。
妹は前世の記憶が蘇ったようで、この世界は乙女ゲームの世界なのだと言う。
そして妹は学園に入るとヒロインとやらを虐める悪役令嬢になり、王子から婚約破棄され断罪された挙句、極刑になるのだとか。
王子と妹が婚約などするはずがない。悪い夢を見ている妹を可哀想に思ったハルトムートは、とことん妹に付き合ってあげることにした。
それなのに、妹が言う通りに進んでしまうんだ。
なぜだ……
ようやく妹の話が夢ではなく現実に起こり得ることなのだと知ったハルトムートは、妹を助けるべく攻略対象がヒロインとの仲を深めるために起こるイベントを潰していくことにした。
聖魔法の使い手としてヒロインは聖女になるはずだったのに、ヒロインが現れないまま学園生活が進んでしまい、なぜかハルトムートに聖魔法の魔法属性が発現した。
教会で『聖人』として認定された辺りからハルトムートの周囲の環境が変わり始めた。攻略対象たちが追いかけるのは、ヒロインではなくハルトムートになってしまったのだ。
「ローゼ、何かおかしくないか?」
「男が男に恋に落ちることもあるんじゃないですか?」
妹は冷静にそう答えた。
尊大な態度で接してくる第二王子エルヴィンは妹の婚約者のはずなのに、いつもハルトムートを構ってくるし、
宰相の子息で一歳年上のコンラート先輩は冷静な態度で迫ってくる。
一歳年下で第一騎士団団長の子息マルセルくんは同じく騎士を目指しているが、イベントを回避するためにハルトムートが行った行動によってハルトムートを追いかけるようになる。
裏ルートで攻略対象となっていて、妹の『推し』でもある第三騎士団団長のファビアン様までハルトムートに近づき……
ヒロインも存在はするものの、地味に目立たないよう過ごしており、その意図は分からない。
妹は何か知っているようだが何も教えてはくれない。
妹よ、断罪回避とやらは成功したのか?
決して想ってはいけない人を目で追いながら、妹の幸せを願うハルトムート。
最後はみんなに幸せになってほしい。
ハッピーエンド確約のボーイズラブストーリーです。