あらすじ

北海道の脊梁とも呼べる大雪山。富良野の景色には欠かせない十勝岳。この二つの何れ劣らぬ個性を持つ山を一気に登ろうとした、一人の若者の無謀な縦走。  それは、無謀だった。それは、準備不足だった。天候すら彼を見放した。 それでも彼はいく先々で助けられた。登山者は皆、優しく暖かかった。 助けを借りて彼は行く。時に一日誰も合わないような秘境の山道を。風と雨が吹き付ける岩の稜線を。 たどり着いた十勝岳で彼が見たのは、真っ青な青空とこれまで歩いてきたはるかな道のりだった。 ここに山があるからなどという通り一遍の文句ではない。 どうして人が山に登るのか。その答えはここにある。

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カクヨム
カクヨム2018/10/09
  • 現在の作品大雪山十勝岳縦走記