あらすじ
レーヴェンス神聖国の次席聖女セシリアは、誰もが憧れる完璧な聖女だった。
容姿端麗で才色兼備。
誰にでも分け隔てなく優しく、慈愛に満ち、国内ではおよそ彼女を知らないものなどいないのではないかというほどに人気のある彼女には、とある秘密があった。
それは――仕事を頑張りすぎるあまりに、一度仕事を離れて自室に戻ると途端に無気力女子になること。
外では完璧な聖女を務めきるセシリアは、部屋に帰るとなんにもできないへろへろふわふわ女子になるのだった。
そうしてそれがある日、聖騎士団の副団長であるヴィクターにバレてしまう。
セシリアと双璧をなす、レーヴェンス神聖国の未来の星、ヴィクター・ドヴォルザーク。
ドヴォルザーク公爵家の跡取りでもあり、その柔らかい物腰と優しい笑顔、整った顔立ちで女性からの絶大な人気を得ている彼は。
セシリアの秘密を知り、そのギャップに萌えながら、自らも知らなかった新しい性癖の扉を開けることとなるのだった――。