あらすじ
・あらすじ
現代、世の中には三種類の人間が存在した。英雄の因子を持った英雄≪ヒーロー≫、英雄の扱った武器の力が宿った武器≪ウエポン≫、それと一般人。
怪しい宗教勧誘の言うことすら素直に聞いてしまうほどの究極のお人よし、「瀧本 礼安」。
ある日トレジャーハンターとして世界を旅する父より、英雄の力が宿った聖遺物を受け取り、親友「真来 院」と共に英雄を育成する育成機関『私立英雄学園東京本校』へと入学。
そこで出会うのは、個性の塊が人の姿を成した人物ばかり。
数多の苦難を経て、礼安たちは現代の英雄となることが出来るのか……?
・人物紹介
1……瀧本 礼安(十五歳、英雄学園入学前、AB型、女子、水色セミロング)
自他ともに認める、究極のお人よし。過去自分が受けた災難を他人に経験してほしくないために、困っている人に迷わず手を差し伸べることのできる揺ぎ無い正義感の持ち主。学園から支給されたデバイスドライバーをほぼ初見で扱った、イレギュラー的存在でもある。
それには多少なり理由があり、現トレジャーハンターでもある父親が元々英雄で、幼いころから触れていた点にある。
彼女の中にある因子は、『アーサー王』。
アーサー王自体が持つ高いポテンシャルと、礼安の持つ天性のバトルセンスによって、強さが不変のものとなる。使用武器は様々であり、その場に応じた多種多様な武器を持つ。
彼女が戦う理由は、「赤の他人も友達も、総じて守るため」。
お肉とゲームが大好き。それでいて引き締まった体形をしているため、少なからず疎ましく思う人間はいる。本人曰く、「太らない体質」だそう。
2……真来 院(十五歳、英雄学園入学前、O型、女子、クリムゾンレッドのショート)
礼安とは腐れ縁のようなもの――と言いながら、早十五年。長い間礼安の側に居続ける大事な存在。日本を代表する真来財閥の長女で、次期当主として家を背負う人間でもある。お嬢様言葉が崩れたようなラフな口調をよくしている。まあだいたい礼安のせい。
礼安をとりわけ大事に思っており、少々過保護な面が垣間見える。しかし律するときはきっちり決めるため、周りからの人望は礼安同様厚い。本人はお人よしではない、と語っているものの、礼安ほどではないにしてもお人よしであり、おせっかい焼きである。
彼女の中にある因子は、『ギルガメッシュ』。
まだ力を制御しきれはしないものの、入学前の生徒としては異例。弓を主に使い、トリッキーな戦いを得意とする。
彼女が戦う理由は、「己の誇り(礼安や、礼安の好きな場所)を護るため」。
3……エヴァ・クリストフ(十六歳、英雄学園二年次、AB型、女子、金髪ロング)
この世界における、あらゆる武器のメンテナンスや製造が可能な武器の匠≪ウエポンズ・マスタリー≫。両親から継承し、若くしてプロ英雄たちの武器の面倒を見ている。そのため多くのプロ英雄たちは彼女に頭が上がらない。
しかし同時にかなりの変態。武器や英雄の中でも女子や女性をこよなく愛しており、所謂レズビアンの気を持つ。そのため、彼女から距離をとる女性たちは数知れず。本人はそろそろ変態気質を治そうとしているものの、一向に治る気配はない。
過去のトラウマから、男性と銃が大の苦手。彼女から語ってくれるときは、もう少し先になりそう。
普段は非戦闘員であるが、親から受け継いだ『鍛冶屋の小槌』を使役し、辺りの無機物や有機物を武器として扱うことが可能。そのため、並の英雄よりも戦える。
実はかなり頭脳指数が高く、眉目秀麗さも合わせ初見時の印象は普通ならとてもいい。普通なら。
4……丙良 慎介(十六歳、英雄学園二年次、A型、男子、ダークブラウンベリーショート)
英雄学園東京本校にて、座学演習共に好成績を収めた一握りの存在が持てる「仮免許」を持つ、英雄学園の中でもかなりのエリート。一般人からの認知度も、英雄の中での知名度も高く、さらに立ち居振る舞いに嫌な点が見つからない、好青年の極み。
しかし、かつてあった事件により心に傷を負っている。その影響で人と深くかかわることをひそかに恐れている。その影響も相まって、彼と深い関係にあるのは現時点ではエヴァのみ。
彼の中にある因子は、『ヘラクレス』。
元々のヘラクレスが持つ豪快さ、荒々しさを象徴するように、武器は片刃の両手剣。パワフルな脳筋攻撃の数々で、敵を追い詰める。
and more......