あらすじ
クラスメイトの鈴木千咲都(すずきちさと)とは幼馴染。
廃部寸前のコスプレ部に強引に引き込まれた俺は、今日も千咲都のコスプレに付き合わされている。
こだわり派の千咲都は外見だけではなく、内面もコスするキャラに寄せたいらしく、俺を練習台にしてキャラの再現度を高めようとしてくる。
けれど千咲都が選んだのは、可愛らしい女の子キャラではなくクールな執事キャラ。
まあ、千咲都が男装するのは別に珍しくないんだけど、「男」に言い寄られるのはなんか複雑……。
そう思っていたのに。
こいつ、歳の割に幼い声のくせに意外や意外で凛としたイケボを出せるものだから、ギャップにやられて油断すると意識を持っていかれそうだ……。
千咲都の目標は、執事キャラのコスをして、都会で開催されている大きなコスプレイベントに参加すること。
それまで俺は、新たな癖に開眼することなく耐えられるだろうか……。
第3回「G'sこえけん」音声化短編コンテスト
ASMR部門の応募作です。
小説ではなくシナリオ形式となっております。
音声がつくことを想定して楽しんでいただけると嬉しいです。
普段は脳がとろけるタイプの声で話す女の人が、ちょっとふざけて、クールで落ち着いた声を出した時、普段の声とのギャップに「なんか、いいな……いいよ」と思ってしまう方向け。
そう思わないよって方でも楽しんでくれると嬉しいです。