あらすじ
――とある小さな国。この国には独自の文化や容姿を持つ、少数民族が沢山いる国でした。
そんな中で子供は困っていました。自らの容姿が他と違うこと。世話した植物は枯れ、遊んだ子供や面倒を見た修道士は体調を崩してしまうこと。その為に村の人間から忌み嫌われ、外に出れば石に当たるほどでした。
とある年、王は困っていました。冬が終わらないのです。春は訪れず、このままでは皆が飢えてしまいます。春を呼び起こすには春の女王を季節の塔にいる冬の女王と交代させねばいけません。それなのに春の女王は姿すら見かけません。王は天を仰ぎ、毎日神に祈りを捧げていました。
王が悩んでいる頃、女王も悩んでいました。孤独な彼女の痛みを分かるものはいないでしょう。
これはこの国に伝わるお伽話の一部。ですが、誰もが実在していたのです。お伽話の真実を知りませんか?