あらすじ

大阪には「なみはや」という潮言葉がある。それは時代の依り代人達が、音を拾い、それぞれの時代に当てて『大阪』を呼んだ言葉の名残であり――それは現代において『浪速、浪華、浪花、難波』となっている。そして現代の大阪を「なみはや」で現すならば、浮世の華というべき『浪華』が相応しい。 そんな浪華の夜世界で北門に鎮座する地がある。その地を人々は――『十三(じゅうそう)』と言い、その地が北門に鎮座すべき理由を『卍楼』という酒郭があるからだと、誰もが唇を酒に濡らして言わぬ者はいなかった。 この物語はその卍楼を舞台に、美しき卍楼の案内人――猿渡燕(さるわたりえん)とコバやんこと『四天王寺ロダン』がその地で起きた事件と歴史の闇に隠された秘密を探る、ミステリーです。 *本作は『四天王寺ロダンの挨拶』(アルファポリスの第六回ホラー・ミステリー大賞にて「奨励賞」)と『四天王寺ロダンの青春』(第31回電撃大賞一次通過)のシリーズ作品です。

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小説を読もう2024/08/25
  • 現在の作品『伝浪華外法(伝なにわげほう)』――四天王寺ロダン