あらすじ
国を守るため、各地の小神殿に一人の聖女と聖女を護衛する一人の騎士ーー守護騎士の設置を必須とするガイスト王国。
落第生だった聖女候補のロニアは四度目の最終試験に合格して、ついに聖女としてある旅立ちが決まる。
守護騎士に指名するのは、王国の重鎮である侯爵家の出身の小侯爵にして、次期騎士団長とも名高い人気エリート騎士のラシェル。密かにロニアと結婚を約束していた婚約者でもあった。
しかし守護騎士の契約魔法が失敗した結果、ロニアの守護騎士に選ばれたのは、幼馴染みにして『騎士団の狂犬』として恐れられるフェルディアであった。
弟の「タスロ」を探して、全てを終わらせるために騎士になったというフェルディア。
そんなフェルディアに対して、ロニアには言えない秘密がある。
ロニアこそフェルディアが探している弟の「タスロ」であると。
しかしロニアの正体はバレるどころか、フェルディアはロニアからの守護騎士の契約魔法を求婚と勘違いして溺愛してきてーー!?
「俺たちは結ばれる運命なのです」
「気のせいだと思います……」
正体がバレるのを恐れる落ちこぼれ聖女×『待て」ができない勘違い『狂犬』騎士
バレたら命がない聖女と聖女を溺愛する騎士の「大切なもの」をもう一度見つける恋愛ファンタジー