あらすじ
クラリスことクラリッサ=ベルンは貧乏貴族の令嬢である。ダンジョン発生時にできた借金のせいで、社交界に足を運んだのはたったの一度だけ。けれどドレスやアクセサリーに興味はなく、社交界の日は疲れて帰宅する両親や兄夫婦を見て育ったため憧れもない。今日も今日とてお気に入りのエプロンドレスとボロボロのブーツを身に着け、愛用の鍬を片手にダンジョンの整備に向かおうとするクラリスだったが、家を出る直前、王都から戻ってきていた兄とウサギ耳を頭から生やした男と出会う。祝福の御子である男、ルイはなぜか初対面のクラリスに求婚してきて――。