あらすじ
時は、1976年4月。東京。
クラスメイトも、家族も、何もかも嫌になったぶっきらぼうな性格の13歳・田中達也(たなか たつや)は自転車での下校中、坂道でトラックに引かれそうになる。
目が覚めると、達也はバスの中にいた。不思議に思いながバスを降りると、そこは1976年ではなく、1億5千万年だった。びっくりしてほっぺをつねるも、1億5千万年に来てしまったのは夢ではなかった。ーと、いうことは現実。前から幼馴染の桜田秋子(さくらだ あきこ)に、「『タイムリープ現象』」というのがあると言われていたものの、そんなの信じていなかった。
その世界で出会ったのは、達也の孫に当たる人物・田中友美子(たなか ゆみこ)、13歳。
友美子は2024年から来たSF好きの少女。達也よりも1年前にこの時代に来たらしい。
達也と同じく、何もかも嫌になっていた。
達也はこの時代の東京を友美子に紹介してもらいながら、街中を歩き回る。街には、SF漫画などで見たようなものばかり。歩き回っているうちに夜になり、歩道で「眠い」と言い出す達也。
そこで友美子は、斎藤優馬(さいとう ゆうま)というこの時代に暮らす、13歳の少年に電話。優馬は、「時空研究中学」の1年生で、達也と友美子の子孫にあたる人物らしいのだが・・・?