あらすじ

この世界には二種類の人間がいる。呪いを身に宿した忌躯と、祝いの力を持った祝與である。  攻撃的な『能力』を持ち、人々に危害を加える可能性が高い(と一般的に思われている)忌躯は社会から不当に虐げられ、あらゆる面で差別を受けている。逆に人々を癒す力を持つ祝與は人間国宝以上に貴重な存在として扱われ、中には芸能人のようにメディアに出演し、国民の人気を集める事も多々ある。  月海夜行(25)は忌躯でありながら、忌躯の犯罪者を取り締まる機関である、夜警団の一員である。彼が夜警団に入った理由は、かつて祝與だった月海雪(42)を攫い、乱暴した夜行の実の父親を探し出し、殺す事だ。  夜行が夜警団に入団したのは、彼が13歳の時である。だが青春を犠牲にして12年以上の時をかけて実の父親を捜索しても手がかり一つ見つけられず、夜行は苛立ちを抱えながら生きていた。夜行は心身ともに疲れ果てており、抗鬱剤と睡眠剤を手放せず、おまけにニコチンとアルコール中毒気味になっている有様だった。しかし、そんな荒れた生活をおくっていた夜行に転機が訪れる。天上院アリス(13)という、かつて夜行に戦い方を教えてくれた師匠の天上院梨絵(42)の娘である祝與が、何者かに拉致されたのだ。アリスを攫った人物は、夜行そっくりの顔を持った女だった。自分とその女は近親者であり、実の父親に繋がる情報を持っているに違いないと思った夜行は、アリスを救い出し、アリスを攫ったその女から情報を聞き出す為に、任務を受ける決意をする。 この任務が夜行の運命を大きく変える事になる…。 基本一話完結型の為、どこからでも読み進める事が出来ると思いますので、お気軽にお読み下さい。

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カクヨム
カクヨム2024/06/29
  • 現在の作品ミッドナイト・ランブラー 凶悪犯罪捜査官