あらすじ
平成四年、滋賀の片田舎「餐原(さんばら)町」で妻を喪った号は、町を支配する医師一族の一人・祭原慈愛と出会い、妻の死にまつわる謎を追い始める。それは祭原一族に秘められた、恐ろしい因果と呪いが動き出す始まりに過ぎなかった。
跳梁する人食い、神と人、死者のよみがえり、旧家でくり広げられる愛憎。90年代初頭のびわ湖湖畔で、新しいオカルト浪漫が始まる!
祭原慈愛(さいばら・しげみ):三〇歳、男。医者。ある秘密を抱えている。
河野号(こうの・ごう):二十八歳、男。町の駐在。ある特異体質に悩まされている。
※本作は横溝正史ミステリ&ホラー大賞応募作品です。応募規約の梗概(物語の結末まで書いた粗筋)は本編完結語、冒頭に追加いたします。