あらすじ
「私はクズですし、これからもクズでありたいと思っています」
「好きな人ができて胸が苦しくて、眠れなかったの?」
「必ずアタシに振り向かせてみせるから」
「とくにあなたには教えられない。すぐに噂が広がるから」
「それに、エッチな本を読むことは悪いことじゃない。別に校則違反でもない」
「名前も変わってたよねぇ……なんだっけ。極楽浄土みたいな名前だったよね」
「謙虚だね。そういうところ好きだけど」
「アンタさ……そんなんじゃ友達できないのも当然だよ? みんなで協力して成し遂げて……それが重要なんじゃないの?」
「ヘッポコが何人集まっても同じですよ」
「ただ頭数だけ集めて、統率もできない人間がリーダーになっている。そんな人たちが勝てるわけないじゃないですか」
「アンタが負けたら……そうだね。アタシたちの奴隷になってね。金輪際アタシたちに逆らわないこと」
「自分の能力を証明したいのなら、勝つしかないんですよ。全員まとめて叩き潰して差し上げるので、覚悟しておいてください」
「キミの知っての通り、私はクズです。人から何を言われたって何も思わない。チームの和を乱す、世間的に見たら文句なくクズ野郎です」
「どうして……どうしてあなたは……そんなに強いの……?」
「少なくとも私はそう思っています。自分らしく生きようなんて思っていない。ただ……その時にしたいと思った行動をするだけです」
「ボクのバカぁ……! なにしてんだよぉ……!」
『惜しいです。最速のタイミングは……ビです』
「肌を多く露出させている人がよく食べる、チで始まってコで終わるものは?」
「昨日の自分より成長できたら、それで良いの。それだけできたら良い。他のことはどうでもいいと思ってるから……だからこそ、強く見えるのかな?」
「えーっと……そっか。『るるるる』か」
「私は私のやりたいようにやるだけです。他の誰のためでもない……自分がやりたいからやるんです。誰の指図も受けませんよ」
「それで、どうした? こんな場所に俺を1人で呼び出して……決闘か?」
「バカな意地だと笑ってくれよ。それでも俺は、あいつに勝ちたい」
「じゃあ一夜限りの関係でもいいさ」
「ライトニング・トリプル・アタックの略称でね。3人一組でライトニングアタックを披露するんだよ」
「口説こうとしてる?」
「バカだって、よく言われませんか?」
「じゃあコーヒーなんか必要ねぇよ」
「青春の味だね」
「登場人物は増やさなくていいんですよ。同一人物です」