あらすじ
ヴェルガノス王国では、光魔法に適性のある白髪に生まれた男女が尊ばれ、一方闇魔法に適正を持つ黒髪に生まれた男女のほとんどが虐げられていた。
幼い頃から屋敷の中で暮らしていた黒髪の少女、レスティ・フランソワは外の世界をほとんど知らずに育ち、また憧れていた。そんな彼女は十六歳の誕生日、白髪に生まれた双子の妹ミスティ・フランソワに誘われ、他の家族や使用人たちには内緒で夢に見ていた町に出た。するとたちまちミスティが泣き出し、レスティは冤罪で塔の一室に閉じ込められてしまう。
それから数年後。レスティにとある人物から縁談が申し込まれる。その相手の名は「邪竜公(じゃりゅうこう)」として名高い若き公爵、闇魔法の使い手でもあるランス・シューバルトだった。
しかし、レスティを塔から解放してくれた彼もまた、レスティを狭い屋敷の中に閉じ込めようとしているようで……?
これは、お人好しで外の世界に夢見る少女レスティと、外の世界の苦しみをレスティには味わってほしくないという、彼女にだけ過保護な青年ランスの恋物語。
※時々ヒーローが竜になります。その他性描写、若干の残酷描写・暴力描写があります。苦手な方はご注意ください。