あらすじ

妹に訊かれて、勇気は眉を寄せる。 「乱暴者だった」 「それは勇気だけにだよ」  勇気の言葉に、兄の百太郎が苦笑する。  母の話になるといつもこれだ。あかねは目をしばたかせつつ、ほかの兄たちをぐるりと見た。  夕食は、おでんである。 「思ったんですが、母さんのことなら、雷電さんのほうが詳しいのでは?」  藍音がおでんの大根を取り皿にとりながら提案した。 ……という話ではありませんが、お母さんが雷電さんと(もうひとりと)初めて会ったときのお話です。 ※2016年5月のコミティアで出した本からの再録です。

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カクヨム
カクヨム2016/09/15
  • 現在の作品九十九さん家の複雑な事情