あらすじ

「大尉殿は――分遣隊長殿は、戦死されました」  派遣された部隊に着任したら、隊長は既に戦死していた。  ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 「まずくあります。半方焼けてしまいました」  集積された輜重品は焼かれ、彼の俸給の3か月分以上が灰になっている。  ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 「クソが、悪魔に喰われろ」  不十分な記録。  数字だけ整えられた帳簿。  前任者のいない引き継ぎ。  ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 「しかし、とは申しましても、当家や領地の備蓄にも限りがございます」  子爵家の家宰は表情を変えずに言った。  それでも彼は、ここから必要な物資を調達せねばならない。  ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 「期限は?  それと、報酬」  冒険者と交渉し、  ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 「仕事が早いな、新任の隊長殿は」 「小官は代理です、少佐殿」  他の部隊長に頭を下げ、  ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 『久しぶりだな、レフノール。無事荷が届いたようで何よりだ。息災か?』  実家を巻き込んで。  彼は、兵站業務をこなさねばならない。  ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 「できればもう少しのんびりした部署が良かった」 「隊長のような方は、仕事の方で放っておかないと思います」  休みたい、という彼のささやかな願いが叶う日は、いつ来るのだろうか? ※本作は「小説家になろう」様にも並行して投稿・連載しております。

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カクヨム
カクヨム2024/10/26
  • 現在の作品兵站将校は休みたい!