あらすじ

弘安四年(西暦一二八一年)、水無月。 二度目の蒙古襲来《もうこしゅうらい》、『弘安の役《こうあんのえき》』の真っ只中。 ある日、位相幾何学《トポロジー》が専門の宇宙物理学者で御内人《みうちびと》の多元宇宙丸《たもと うちゅまる》が剣術の練習をしていると、突如、目の前の時空が裂け、黒い世界が現れる。 裂け目の中からは、長大な妖刀と、謎の扇形の食べ物が飛んできた。 妖刀には、多面死怨《タメンシオン》と刻印があり、刃が暗紫色に光る、奇妙な代物だった。 扇形の食べ物からは、嗅いだこともない、美味そうな匂いがする。 宇宙丸のそばにいた愛馬、悟《さとる》は、妖刀に怯え、いななき、馬の鞍が外れてしまうほどに、暴れた。 宇宙丸は、妖刀に惹かれ、その柄に、手をかけてしまうのだった……

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2024/10/25
  • 現在の作品妖刀タメンシオン~紫黒の時空切断刀~