あらすじ
(作品概要)
高校2年生の僕(宮田正弘)の母が、交通事故で亡くなった。それから、20日位経った日、机の中に入れておいた母のガラケイに丹野という人からメールが送られて来た。母の死を知らされた木彫り作家だという丹野さんは、お線香をあげに来たいとメールで言って来る。母の軽自動車には、「タカラ屋」というデパートの袋に驚くほど派手なセーターが入っていた。普段、地味な物しか着ない父を刺激するために母が買って来たと思っていたが、丹野さんへのプレゼントとして購入したのかも知れない。もしかしたら、母は不倫をしていたのか?
派手なセーターに「派手派手セーター」と名前をつけた建築家志望で小説好きのガールフレンドの佐紀、将来は大道芸師になって世界を回りたい夢をもっているクラスメートで親友の沢木、2度の離婚歴があり、自由奔放、魅力的な身体の持ち主である母の妹の涼子さんを絡めて物語は進んでいく。