あらすじ
宮吉橙也と杉里莉桜は幼馴染み。昔は内気だった莉桜は、なにかと言えば橙也につっかかる、強気で才色兼備な少女に成長していた。
そんな彼女に自分なんか相応しくないと思いつつも、橙也は子供のころから変わらず恋心を抱いている。
しかしもうひとりの幼馴染みである国枝静樹もまた、莉桜に恋をしていた。そしておそらく、両思い――。
子供のころからいつも一緒にいた仲の良い三人組。そんな関係を壊したくない橙也は、身を引いてふたりの恋を応援しようと決意する。
高校進学を機に、祖父が遺した家でひとり暮らしを始める橙也。ふたりが入る予定の寮とは離れていて、適度に距離を置きたかった彼にとって絶好の立地――のはずだった。
ある日、訪ねてきた莉桜が信じられない言葉を言い放つ。
「春からわたしもここに住まわせてもらうから」
寮の選考に漏れたという彼女を追いかえすこともできず、ふたり暮らしをすることに。
距離を置くどころかまさかのゼロ距離となり、せめて心の距離が近づきすぎないよう、ふざけた言動で本心を隠す橙也。
しかし日々の暮らしの中で昔と変わらない莉桜の素顔が見えてきて、あきらめたはずの恋心が再び騒ぎはじめる。
しかも莉桜は、なぜか橙也に気があるような振る舞いをしてきて……?
――どうしてだよ。静樹のことが好きなんじゃないのか……?
恋をあきらめきれない少年と、素直になれないツンデレ少女のラブ”ホーム”コメディ。
初々しいふたりの焦れったくて甘い日常を覗いてみませんか?
※本編は橙也と莉桜の軽いノリの会話がメインです