あらすじ

これは、わたしが昔住んでいた町で起きた、ある事件のお話です。 その町には、誰も手入れをしている様子がない、ボロボロの小さな神社がありました。普段は誰も見向きもしないその神社ですが、あるとき、わたしの通う小学校でこんな噂が広まったのです。 『あの神社に入れたものは、翌朝には消えてしまう』 いらないものや、なくなってほしいものを神社に入れておくと、この世から綺麗さっぱり消えてしまうというのです。 クラスの男子が試しにテストの答案用紙を入れたらしく、「消えた! 本当に消えた!」とはしゃいでいました。わたしは『そんなことあるわけないのに、馬鹿だなあ』と思っていましたが、その噂は心の片隅にくすぶり続けていました。

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小説を読もう2024/10/18
  • 現在の作品古びた神社