あらすじ
姉の死がきっかけになって小説を書き始めた宮内浩は高校進学と共に「眠る少女」というガールズバンドを知る。
そのバンドが歌っている曲が自分の書いていた小説のタイトルと内容だった。
更に、そのバンドのメンバーの二人がクラスメイトの女の子で……。
――眠る少女、未完成の小説、エンターテイメント性のない暴力、岩田屋町のウィキペディア、セイブツ部、物語が読めない少女、変わっていくことの正義、私のヒーロー、すずらん、赤いMR2、蛍の冷たく燃えたぎった光、太陽に向かって咲く花、ヤクザのいない町、8月20日、英雄の息子、眠れない少年……。
まるで、世界はパズルのようだった。一つのピースが繋がると、次のピースと繋がり、そうして出来上がった《世界》は誰も予想できない形をしていた。
2011年の岩田屋町を巡る、ガールズバンド青春狂想曲開始!!