あらすじ

高2で文芸部の背の高い女子『赤音天 あかねそら』は身長167cm。その身長と奥二重の割と切長の目のせいか第一印象はクールそうにみえるが、実際はヲタク話だと早口になる典型的な陰キャであり、自分への評価はとことん低いネガティブ。  天は自作の恋愛小説をネットに投稿する趣味があり、小説のネタのためによく校内散策をしている。  そんな天は日課の散策中に剣道場で練習をする男子を見つける。彼の名前は『安岐葵 あきあおい』。身長155cmの二重のタレ目で第一印象は可愛い。その上、礼儀正しく、文武両道を重んじる。爽やかで優しいが、自分の決めたことには頑固で厳しい一面もあるそんな男子。  天は葵の剣道をする姿に目を奪われてしまい「かっこいい……」と思わず呟く。慌てて訂正しようする天をみて、葵はふっと笑う。その顔に天はハートを掴まれた。このキュンを小説にアウトプットしようとなり、自分と彼の物語を作成することに。ネタのために、彼と多く接点を持とうとし、関わる中で二人の距離は縮まる。葵は背も小さく可愛いらしいのに油断しているとたまにドキッとするような男らしい姿を無意識で見せるので天は常にキュンを提供される。  葵の方から天にアピールしても恋愛初心者の天には響かない。なにより天は自分の高身長や見た目がコンプレックスで恋愛対象になるだなんて思ってすらいなかった。そんな天の心を少しずつ解かして葵は天が特別だと告げる。天は今までキュンはみんなに等しく賜るものとしていたが、葵から受けるキュンを次第に独り占めしたくなる。この気持ちが恋なのかと自覚して、天はこんな見た目の自分でも受け入れてくれる葵の手をとろうとする。  想いを伝える途中、「その先は言わせて」と葵に止められ、葵に告白される。想いを通じ合わせた二人はお互いに笑顔でいて、天はこの好きの気持ちを伝えられる喜びと幸せな時間を噛み締めた。

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カクヨム
カクヨム2024/09/30
  • 現在の作品アキアカネとあおいそら