あらすじ

貴方を抱く、この温もりが消えてしまう。 やがて貴方は私から離れ、去っていく。 温もりが怖いのです。 貴方の体温をずっと私と同じにしておきたい。 どうすれば、いいですか。 僕は勇気をもって身体を離します。 腰に廻した右手の力を抜きます。 だけど左手に絡ませた貴方の指はそのままに。 僕は目の前に現れた二つのハーフムーンを。 ジッと見つめるのです。 散乱した光の中に僕がいます。 僕をジッと見つめています。 頬を染めて貴方も。 見つめ返してくれているからです。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2024/10/14
  • 現在の作品キス、してもいいですか