あらすじ
【アパッショナート!】あらすじ
国を代表する楽団「ユーモレスク」でコンサートマスターを務めるヴァイオリニストのフラトは、ある日自分の身勝手な言動が原因で楽団をクビになってしまう。ソロのヴァイオリニスととして生計を立てようとするが、なかなかうまくいかない。それを見かねた町工場のアミュから、型遅れのAIロボット・アイの開発を手伝ってほしいと依頼される。
アイは歌唱機能を備えているが、ロボットらしく「感情」を一切持たない為、いまいち魅力に欠ける音楽しか奏でられない。それに気づいたフラトは、古い友人やつてを回って「アイに感情を学ばせる旅」に出るが……
在籍する楽団の解散を迫られたベルプレイヤーのリエフからは「悲しみ」を、仲間と喧嘩別れしたピアニストのロスからは「嫌気」を、そして、かつてフラトとの不和でユーモレスクを去った旧友・エンジからは「怒り」という感情を学び取ったアイ。
質の高い音楽に触れ、「感情」を吸収したアイは次第に感情豊かな歌声を響かせるようになるが、完璧主義のフラトは「何かが足りない」と欲求不満を抱えるようになる。アミュとの契約期限も迫る中、焦りもあり不満が爆発したフラトはアイを突き飛ばす。そこで「恐怖」を学び取ったアイは、あまりのショックに壊れてしまうのだった。
「かつて楽団の仲間にしたことと同じことを、アイにもしてしまった」後悔を抱えるフラト。そんな時、ひょんなことからエンジと再会する……
人間の「五大感情」をテーマにした演劇。
型遅れのAIと、「どこか欠けた」登場人物達の、音楽と愛の物語。
【登場人物】
アイ(演者:大曽根零)
フラト(演者:小此木結弦)
リエフ(演者:金嶋一希)
ロス(演者:如月いのり)
エンジ・アミュ(演者:滝野詩楽)
脚本改変・演出・舞台監督 滝野詩楽