あらすじ
pixivより転載(あちらは非公開済)
その生態故に世界を三度滅ぼした事のある、天食む黒狼ゼルフィールは次の魔力餌場確保のため、目的の泉があるウィールズ学園の生徒である公爵令嬢ヒルデガルド・ハイデルベルクを洗脳しようしたが、誤ってその魂を破壊してしまった。
しかしその魂無き肉体に異界の少女ヒナが宿る。
異界の少女ヒナはゼルフィールを最推しだと言い、世界で一番大好きだと言う。
その癖、自分は死者だから消えるべきだと考えている。
少女ヒナが言うにはこの世界は、乙女ゲーム『ウィールズ学園』に非常に似通っているらしい。
その物語通りに話が進めば、高確率でゼルフィールと悪役令嬢ヒルデガルド・ハイデルベルクは死ぬらしい。
しかし大団円ルートとやらだけはゼルフィールも悪役令嬢も死を免れる。
全キャラが好きな異界の少女ヒナは大団円を目指したいとゼルフィールに訴えた。
自身の生存を第一とするゼルフィールも協力を申し出る。
しかし異界の少女ヒナは魂死ししたる悪役令嬢の代役なのだと自身を定義したらしく、役目を終えたら異物らしく消えるつもりでいる様子だ。
ゼルフィールは忌まわしい生態故に、大好きだと言われた事も誰かと共に過ごす事も、永い狼生で初めての体験だ。
彼女が捨てようとする彼女の命を、拾って得たいと思う事は不遜だろうか?
破滅の未来を回避していく中で、どうにか少女ヒナに共に生きたいと思って貰いたいのだが。