あらすじ
高校二年生の春、上ヶ丘瑛太は三年生のマドンナと、夕焼けに染る空き教室で青春の一線を越えようとしていた。
あと数秒で童貞を卒業できるというところで、マドンナの顔が何者かに殴打される。
いやらしい空気から一変して殺伐とした中、瑛太は凶行に及んだ片腕の少女、鬼月楓彩と出会う。
楓彩に対して怒り、恐怖する瑛太だったが殴り飛ばされたマドンナが蜘蛛の怪物へと変貌する瞬間を目の当たりにしてしまった。
楓彩は難なく蜘蛛の怪物を惨殺すると、困惑する瑛太へ、生物の欲望を食らう化け物『タマホウシ』の存在を告げる。
初体験の相手になるはずだった女子生徒は瑛太の性欲を狙う怪物だった。
瑛太は性欲を失った。
「私があなたを助け出して見せますから」
「そこで、私と一緒に暮らしてくれませんか?」
「さもないと超早死にします」
一方的で唐突な楓彩に飲まれ、瑛太は性欲を取り戻すために楓彩と奇妙な同棲生活を始めることになる。
だか、二人の前に様々な欲求不満を抱えた人々とそれを付け狙うタマホウシが襲いかかってくるのであった。