あらすじ
やちよの嫁ぎ先は、体が宝石と化して死ぬ「宝石病」にかかった華族の青年・桜花院唯月(おうかいんゆづき)。
やちよは呪いを引き受けて死に、後妻として義妹の市佳を嫁がせるためだ。
ところが唯月は「君に呪いを移すつもりはない」と言い放つ。
彼は自らの余命を受け入れていて、やちよと距離を置く。
普段から仮面をつけている唯月。その下は、徐々にダイヤモンド化しているのだ。
桜花院家の使用人、幸子。
唯月と留学時代に知り合い、現在は主治医のヘルマン。
思惑を抱えるふたりによってやちよは少しずつ唯月に近づいて行く。
唯月の親友であり議員をしている正は、やちよに早く呪いを引き受けろと迫る。
やがてやちよは、呪いを引き受けるのではなく呪いを解こうと決意するが――
唯月が宝石病になった理由とは?
宝石病とは、何なのか?
余命を受け入れている唯月の真意とは?
四季織りなす、大正風純愛ファンタジー。
※カクヨムでも公開しています※