あらすじ
『まるでミラクルだ! 信じられない!』トレーニング中の僕を見に彼女が来ている!
部活帰りのバスの中で僕は居眠りする彼女の真横に座り、情欲の誘惑に負けてしまった挙句、彼女の問い詰めに僕は噓を吐く。
大会の射場に立ち、弓を引き絞って的を狙う僕の視界の隅に女神様がいて、放った矢は大きな音を立てて、的のど真ん中を射抜いた。
朝の通学バスの中、突然の事故で僕は彼女を護り切り、僕は彼女の中で『あんた』から『あなた』になる。
彼女からの暑中見舞いに寂寥を察した僕は、原付を飛ばして彼女に会いに行くが、掛ける言葉を失う僕は逃げて奥能登の凪いだ海面に漂う。
行き成り現れた彼女に海底に圧し付けられて、吐瀉物と喘ぐ肺に意識が朦朧として危うく死にかけた。
失恋のトラウマからの逸脱は未だに出来ていなかったが、県外に就職する僕は『会いに来て』と言う県外に進学する彼女に『会いに行く』と約束をする。
思春期から青春期へ、少年は逞しくなる自分と艶やかさの増す彼女を意識するが、まだまだ心はヘタレで強靭な彼女に及ばない。