あらすじ
初めて会ったとき、レゼンは第五王子ラズリルを女の子と見違えてしまい「将来は結婚してください」と言った。
それが十年前。人質としてシャリュトリュース国いるレゼンの寝室には、かならずと言っていいほどラズリルが潜り込んでいる。それを毎朝、起こし、食事の間に連れて行き、仕事をさせ、と執事みたいなことをして過ごしていた。
そんな生活も慣れているし、このまま生きていくのだろうか、と思っている途中、レゼンの両親が治めるハルタ国から「戻ってこい」と言われ、戻ることになる、それに反発するラズリルは過去の約束を「本当」にするつもりで、夜這いをされるのだが――。